昨日は休みをもらって病院に行っていました。行くときはポツポツだった雨が診察中に随分強くなり、バイクで来たことを激しく後悔しました。だって電車乗って行ったらすんごい遠回りなんだもん。
そもそも、私がバイクで出かける時に限って雨ばっかり降るってどういうことよ!と腹を立てていた折、薬局での投薬にえらく時間がかかり、かなりイライラしていました。それでも、薬局の方に丁寧に接することができたのは、まあ当たり前とは言え良かったです。
と、薬を受け取ってふと外を見たら、雨がほとんど止んでるー!
すかさず帰宅して、引き続き徒歩で傘を差して別の用事へ。そのときはまた降り出したので、バイクで帰宅している途中だけ止んでいたのでした。
投薬に時間がかかったからこそ、濡れずに帰れたわけで、まさに「人間万事塞翁が馬」の体験でした。雨が止んでたのを見たとき、真っ先に、高校で習ったこの言葉が頭に浮かんだのは、まあ自然なことでしょう。
高校時代、古典というとあまり好きな教科ではなかったのですが、平家物語の冒頭とか、その他いろいろ、なんだかんだで忘れずに残っていますよね。
こういうのって、大人になってからの仕事や生活に直接役に立つというよりも、知ってることによって自分の言いたいことの表現の幅が広がるとか、コミュニケーションを取る上での共通のバックグランドが増えるとか、そういう意味で、何気に役に立ってるんだなと実感しました。いわゆる教養ってやつですよね。
古典に限ったことではなく、地理とか歴史とかも、侮れないもんです。私は比較的この手の知識への好奇心はある方だと思うので、これからも好奇心の赴くままに、勉強というほど大げさなものじゃないですけど、知識を吸収して行ければなと思っております。